グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ホーム  > 取り組みと実績  > 医療の知識・技術向上への取り組み  > 看護部勉強会  > 看護部勉強会を開催(H29年5月)

看護部勉強会を開催(H29年5月)

臨床検査技師が講義

平成29年5月26日に、看護部の勉強会を行いました。

今回は、看護師から要望があった聴覚系の精密検査と顔面筋電図について、当院の臨床検査技師が講義を行いました。以下に概要を記します。

DPOAEは外有毛細胞の特徴(耳音響放射)を用い、外有毛細胞が機能しているか否かを調べる検査である。

自記オージオメトリーは、検査結果の波形によって補充現象の有無と感音難聴の細別(内耳性・後迷路性)および疑われる疾患が分かる。

SISI検査は、1dBの音の増音を感知できるか否かを測定し、増音したことを感知できた数を百分率で表す検査であり、補充現象の有無が分かる。

前述の補充現象とは、外有毛細胞が減ったり変性したりすると、一定の音の変化が実際よりも強く大きく感じてしまう現象のことである。

ABR(聴性誘発反応)は、蝸牛神経~脳幹部の聴覚経路の反応を波形によって表し、内耳~脳までの聴神経の伝達経路のどの部位に障害があるかを調べる。脳波をコンピュータ解析する検査であり、聴神経腫瘍の診断、新生児・乳児など意思表示ができない症例や、詐聴や機能性難聴が疑われる症例などに対して行われる。

FNT(顔面筋電図)は、刺激電極を用いて顔面神経に10mAの刺激を与えた時の顔面の筋肉の動きを記録する検査で、健側を100%とした場合に患側が何%程度反応したかを表す。予後の診断のほか、顔面神経減荷術を行うための指標としても用いている。末梢で神経変性が完成するには7~10日ほどかかるので、発症から10~14日経過してから施行する。