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第3回 お茶の水 耳鼻科眼科セミナーを開催

平成29年2月23日に、井上眼科病院さんとの合同の勉強会である「第3回 お茶の水耳鼻科眼科セミナー」を、耳鼻咽喉科と眼科双方に関連が深い『鼻涙管疾患』をテーマに開催しました。

既に両院では、鼻涙管閉塞症に対する涙嚢鼻腔吻合術(DCR)の合同手術を数例行っており、双方の執刀医が講演を4つのパートに分けて、2講演ずつ担当しました。

比野平 恭之 鼻副鼻腔診療部長

当院の比野平医師(鼻副鼻腔診療部長)は、鼻涙管と鼻副鼻腔は解剖学上密接な関係があるとし、その位置関係を示した上で、副鼻腔の解剖や副鼻腔炎の概要、内視鏡下副鼻腔手術(ESS)と同手術で用いるナビゲーションシステムやマイクロデブリッダーなどの機器について、そしてESSを行うにあたり、下鼻甲介骨を切除して鼻涙管を露出させ、上顎洞前壁を削除して上顎洞の開放を行うケースがあることなどを説明しました。

方倉 聖基 先生

井上眼科病院で涙道疾患をご専門に診療されている方倉聖基先生は、涙液の動態と涙道の解剖、流涙症を生じる疾患について、そして、難治性の鼻涙管閉塞症に対する外科的治療であるDCRとは、涙嚢から鼻腔へ骨窓を開け、新たな涙の通路を作る手術であること 、アプローチは目頭の辺りを切開して骨窓を作る鼻外法と、鼻内視鏡を用いて経鼻的に行う鼻内法があること、鼻外法は術後成績も良く確率された方法である反面、顔面に小さな切開創ができ、特に女性には敬遠されがちなため、鼻内法への取り組みを開始されたことなどを説明されました。
その後、比野平医師と方倉先生がそれぞれ、自院で行ったDCRの合同手術(鼻内法)の動画を用いながら、鼻涙管と涙嚢周囲の骨壁の削開~鼻涙管開口部の拡大~目印としての鼻涙管ブジーの挿入~涙嚢の切開・排膿~チューブの挿入・留置などの術操作を、それぞれの診療科の視点から解説されました。