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神尾記念病院(東京都千代田区神田)は、耳鼻咽喉科疾患に対する高度医療を提供する専門病院です。



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第1回 お茶の水 耳鼻科眼科セミナーを開催

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平成27年1月28日に東京のお茶の水の山の上ホテルに於いて、井上眼科病院さんと当院との合同の勉強会である「お茶の水 耳鼻科眼科セミナー」を開催しました。

本会は同院の理事長・院長である井上賢治先生と神尾院長が懇意にしている関係から「患者さんを紹介し合う両院の医師やスタッフが、互いの専門とする疾患を学ぶことができる機会を設ける」という主旨の下に立ち上げたもので、第1回となる今回は「耳鼻科、眼科におけるアレルギー疾患」をテーマに、両院の医師と看護師がそれぞれ1名ずつ、計4名が発表を行いました。

看護師の発表

両院から約60名の職員が出席

当院病棟看護師は「耳鼻咽喉科の看護 –鼻領域でのケアポイント-」と題し、イラストを用いた鼻の解剖、当院で取り扱う鼻領域の疾患の病態生理、症状、CT画像による鼻内の炎症状態、クリニカルパスの内容、手術直後の観察項目などを説明しました。

井上眼科病院の病棟看護師は「井上眼科病院における看護部の役割とその連携」と題し、同院の外来・入院患者数、手術件数や看護部各部署の役割と業務などを紹介した上で、白内障手術を受けられた患者さんに対して行った研究を基に「75歳以上の患者さんに対しては、特に点眼治療の意義の説明や技術指導に気をつける」ことが点眼アドヒアランスに有用であると解説されました。

更に、点眼指導を行ったことによる患者さんの点眼手技向上の様子を、指導前・指導直後・指導1か月後の3つの時期の動画を用いて説明されました。

医師の発表

発表中の田中医師

当院の田中健医師は「鼻閉に対するレーザー治療」と題し、アレルギー性鼻炎における鼻閉の状態と特徴、治療(保存的治療・外科的治療)、レーザー治療(下甲介粘膜焼灼術)の適応などのほか、アレルギー反応で腫れた粘膜の写真を用いて説明しました。

また、当院で行っている2種類のレーザー焼灼術(KTPレーザー・炭酸ガスレーザー)の動画を用いて手術操作の解説を行いました。

井上眼科の向坂俊裕先生は「アレルギー性結膜疾患」と題し、同疾患の定義・分類、有病率や自覚症状といった疫学、検査方法、発症時期、症状、抗原・原因、予防策、治療法などを説明されました。

結びとして、診断に於いては季節性の有無、コンタクトレンズの使用、アトピー性皮膚炎の有無と結膜の増殖性変化の有無を確認することが肝要であり、また治療に於いては、抗アレルギー薬の投与が第一で、長期のステロイド点眼薬投与は避けるべきと述べられました。
初めての試みということで手探りの状態で始めた勉強会ですが、今後も継続して行うことで両院の更なる交流を図り、有用な情報の交換ができれば良いと考えています。