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第23回 日本耳科学会総会・学術講演会で発表

鼓室形成術執刀中の石井医師

平成25年11月24日から26日の間に宮崎県の宮崎シーガイアコンベンションセンターに於いて開催された第23回 日本耳科学会総会・学術講演会に、石井賢治医師、田中健医師の2名が参加し、石井医師が「真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術Ⅲrの検討」と題した一般演題の発表を行いました。

石井医師は、術前の聴力検査で気骨導差が少ない症例に対しては、耳小骨を摘出後に軟骨などで代用するⅢc、Ⅲiよりも、耳小骨連鎖からアブミ骨を外し真珠種の除去や真珠種によって破壊された部位を削るなどの処理を行った上で、キヌタ骨を再接着し連鎖を再建するⅢrの方が、術後も気骨導差が生じにくいという考察を基に、平成22年から24年の間に真珠腫性中耳炎新鮮例に対して鼓室形成術Ⅲrを行い、且つ1年以上経過観察することができた14症例15耳について、真珠種の進展度、術式、術前・術後の聴力などから分析を行いました。

そして、全例で真珠種の再発はなく、うち12例が術前の聴力をほぼ維持できていたことから、「鼓室形成術を行う際には真珠種の摘出を第1の目標としてⅢcもしくはⅢiを施すことが多いが、患者さんのQOLの観点からすると、聴力保存に優れているⅢrを積極的に試みるべきである」と結論づけました。
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