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耳鼻咽喉科の高度専門病院 医療法人財団 神尾記念病院 Kamio Memorial Hospital Foundation |
| 『がん-なんでも相談室』 | |
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頭頚部がんの専門医として診断・治療に従事 がんは1981年以来日本人の死亡原因の第1位となり、国の疾病対策上の最重要課題として、国立がんセンターなどを中心に種々の対策が進められています。私は頭頚部がんの専門医として、国立がんセンター中央病院・東病院に10年余り在籍し、頭頚部がんの診断・治療に専念してきました。 適切な医療機関への橋渡し役に 私はがんセンターでの日々の診療の中で、患者さん方ががんセンターへ来院されるまで、かなり遠回りされているのを常々感じておりました。このインフォームドコンセント(医者が患者さんに対して、病気の診断結果や治療方針に関して十分な説明と同意を得ること)やセカンドオピニオン(患者さんが初診以外の医療機関で病気の診断や治療方針について意見を聞くこと)の時代でさえもです。前医(初診時にかかった医者)へ気を使うあまり、言い出せなくて紹介状を書いてもらえないからなのです。そのようながん患者さんやご家族の方々を対象に、適当な医療施設へ紹介する橋渡し的役割を担う目的で『がんなんでも相談室』を開設しました。 私自身は頭頚部がんの専門医ですので、頭頚部がん治療については外科療法を中心に積極的に当院で治療するつもりですし、がんセンターと同程度の治療成績を残せると考えております。ただ放射線療法や化学療法(抗ガン剤)が必要な患者さんについては、適当な施設をご紹介させていただきます。 頭頚部がんを中心に全てのがんの相談にのります また私はがんセンターに在籍中に、他領域のがんについても勉強しそれなりの知識を持っておりますので、当『がん-なんでも相談室』は、頭頚部がん患者さんのみならず全てのがん患者さんを対象にしたいと思います。また紹介先は、週刊誌や本などに出ている有名な先生とは限らず、例えば外科なら手術に卓越し、本当に患者さんにとって親身に治療してくれる先生の個人宛にしたいと思っております。すなわちがん専門病院に永年勤務し、病院内でつぶさに見てきたことを元に、独断ではありますが、内部事情を良く知らないと知り得ない情報の提供をしたいと思っております。紹介先はがんセンター中央病院・東病院が中心にはなりますが、がんセンターが万能ではありませんので、他に癌研究会病院やがん治療を専門にしている大学病院などになると思います。 ホスピスや緩和ケア専門病院も紹介します また癌治療後再発し、前医にもう打つ手がないと言われ、途方に暮れている患者さんやご家族も多いと思われますので、本当にもう打つ手がないのか、現時点で治療できるとなるとどのような方法があって、その治療なら○○先生という紹介をしたいと考えております。当然種々の治療後不幸にも再発し、これ以上がんに対して積極的治療をしないほうがQOL(患者さんの生活の質)がよいという患者さんもいらっしゃいます。このような患者さんにはホスピスや緩和ケア専門病院にもご紹介いたします。 さらに情報化時代の昨今、新聞・雑誌等でがんに関する情報は溢れており、目にしない日は無いと言っても過言ではありません。そういう記事を読みながらご自分の体調を顧みて、自分はがんではないかと思い悩まれている方や家族や親類のどなたかががんにかかっていて、自分も患う可能性があるのではないかと心配されている方も多いと思います。そのような方々にも来院していただければ、今すぐ検査が必要かどうか必要とすればどんな検査かなどをお話できると思います。 ただ神尾記念病院は耳鼻科専門病院ですので、当院でできない検査もあります。その場合には、必要に応じて近隣の病院を紹介させていただきます。日本人に多いがんをターゲットに諸検査を組み合わせたがんのための人間ドック的な企画を現在計画中ですので、今後ご利用いただければ幸いです。 毎週月曜日午後に開設 毎週月曜日午後(1時30分〜)が相談日ですので、前の週の金曜日までに電話で予約をして下さい(受付時間:土・日・祭日以外の毎日午前10時から午後5時まで)。特に紹介状は必要ありませんが、電話予約時にFAXで現在までの症状や治療経過・相談したい事柄を前もって送っていただけるとある程度の準備が可能で、限られた診察時間を有効に使えると思います。患者さん御本人と御家族の方と一緒においでください。もし可能なら一番最近他院でとられた画像診断(CT、MRI、レントゲン写真など)をお持ち下さい。病状を知る上で大変参考になります。 がんの治療は、初回が最も重要です。初回治療の善し悪しによって、そのがんが治るかどうか決まると言っても過言ではありません。御自分一人や家族の方々だけで思い悩んでいないで、いつでもいらっしゃって下さい。今患者さんにとってできるベストは何なのか、一緒に考えましょう。 |

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