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補聴器外来について


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当院の補聴器外来は、日本耳鼻咽喉科学会が認定する『補聴器相談医』や厚生労働省主催の研修会を終了した『補聴器適合判定医師』の資格を有する耳鼻咽喉科医、言語聴覚士、認定補聴器技能者が連携し、補聴器によって聞こえの向上を目指す体制を整えています。

補聴器外来の流れ

補聴器外来受診前

まずは一般外来を受診して頂き、中耳炎など補聴器を装用する前に治療しておく疾患がないか診察します。
また、純音聴力検査や語音明瞭度検査などの聴力検査を行い、補聴器の適応があるかを判断します。
これらの結果、医師が「補聴器の適応がある」と判断した場合に、補聴器外来の予約をお取りします。

補聴器外来初回(貸出日) 約150分

言語聴覚士が補聴器適合検査、貸し出し用補聴器の選定と調整を行い、補聴器販売店の担当者が補聴器の装用と操作の方法を説明します。この貸し出し用補聴器を1か月間試用して頂きます。
尚、当院で貸出(試聴)のためにご用意する補聴器は、耳掛け型になります。貸し出し器と同等のものを購入される場合の価格は、片耳で15~20万円程度です。

補聴器外来2回目 約60~90分

外来担当医の診察(耳の状態を診察、耳の処置)の後、言語聴覚士が補聴器適合検査を行い、患者さんへ使用感などを確認します(必要であれば、補聴器の調整を行います)。
その後、患者さんが補聴器の扱いを間違っていないかを確認する意味で、補聴器販売店の担当者が再度、使用方法を説明します。この状態で、更に1か月間試用して頂きます。

補聴器外来3回目(購入相談) 約60~90分

言語聴覚士が購入の意思確認を行います。患者さんの気になる点などを伺った上で、ノイズの軽減や雑音下での聞き取り向上などを求める方には、より高性能のモデルを紹介することもあります。

補聴器外来4回目(購入後) 約60~90分

言語聴覚士が補聴器適合検査を実施。聞こえに対する患者さんご本人の自己評価、装用感と、補聴器適合検査の結果に問題がなければ、以降は補聴器販売店でアフターフォローや調整を行います。
また、定期的に一般外来を受診して頂きます。