聞こえが悪い
どのようにして発症したかによって原因は変わってきます。急に悪くなる場合、突発性難聴や外リンパ瘻、外耳道異物などの可能性があります。風邪症状とともに徐々に悪くなる場合は滲出性中耳炎の可能性があります。耳だれを伴う場合は外耳炎、慢性中耳炎(真珠腫性中耳炎を含む)の可能性があります。年単位で徐々に悪くなる場合は加齢性難聴の可能性があります。ずっと聞こえにくいと思っていたら、ぎっしりとつまった耳垢で耳栓の状態になっていたということもあります。突発性難聴や外リンパ瘻のように治療までのゴールデンタイムが短いものもありますので、難聴があれば早期の耳鼻咽喉科専門医の診察をお勧めします。